SF GO! GO! ギャラクシー!!

SF!GO!GO!GYALAXY 本章1 /出会い1-4



android atsugi type simokawairi405号は、その場に座り込み、おもむろに頭の上に両手を挙げて合わせた。

『うわわわわ~~!胸の蓋が開いたああ~~!・・きき気持ち悪~~い・・と思ったら・・きき機械だあ~~!機械が体に入ってるううう~~!!!
Aranって?・・アランって亜蘭?僕の名前じゃあーーん!おばさん・・誰?』

ピコピコピコピコ・・「geko…geko…ge-ko..ge-ko..」



「おまえは私が追跡していたGO!GO! Gyalaxy!!遺伝子と人遺伝子がベストマッチした初めての人類である。この反応信号が何よりの動かぬ証拠である。
オモテを上げぇ~~い!私はおまえに巡り合うために派遣されたandroid。46億年かかった・・」

『・・何か・・このおばさん・・メイジー座のノースアイランドサードマン特別公演入ってなぁ~~い?』



「おばさんって….46歳なの?」

「私はメイジー座のノースアイランドファミリーではない・・そして46億年である。私は android. 年齢は無い。製造年は前紀地球歴2295年である。」

「2295年って、今年は2014年だよ・・・おばさんって未来からきたの?」

「私は46億年前からずっと遺伝子を調査観察操作してきたandroid。前紀地球歴とは46億年前まで我らが使用していた暦である。」

「46億年前って・・地球が誕生した頃じゃ~~ン!…っていうことは…おばさんって宇宙人なの?」

「私は前紀地球人によって造られたandroid。46億年前まで前紀人類は地球・・いや、地球上空の宇宙ステーションにいた。46億年前に前紀地球人は、他の惑星に旅立った。生きるために・・悲しみながら。」

「ゼンキ地球人?...紀元前ってこと?・・
でも、46億年前?・・前紀地球人って・・・!!
今の地球人の前に人類がいたの??
ダーウィンオジサンもビックリー!?・・ナ~ンチヤッテ♪」

「・・・・・」

亜蘭の前でその圧倒的な存在感を否応なしに放っていたおばさんandroid atsugi type simokawairi405号が一瞬黙った。

その派手デコで覆い尽くされた顔は淋しくうつむいた。

「・・ごめん・・ふざけてる訳じゃないよ・・
なんかこう・・訳わからなくて・・頭の中が混乱して・・」

それからatsugi type simokawairi405号は地面に座ったまま、すっかり暮れてしまったATSUGISI下川入の上空に向かって
体内に蓄積していた映像データを、光る両手指先から映写した。

そしてそれらを僕に見せながら、前紀人類の悲しい戦争の歴史と結末、それから46億年に渡る今日までのGO!GO!GYALAXY!!遺伝子を追跡した壮絶な研究観察結果について一つ一つ克明に説明し始めた。

彼女はロボットのようだが….
その横顔が映像の揺れる光に照らされて泣いているように見えた。

matsudeluxeとDav Spectは、
田んぼの畦道で静かに星空を見ていた。



*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。


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