満月の夜。狼男が拾ったのは、人間の小さな男の子。奇妙な親子生活のスタート。


満月の夜。



狼男がひょんな気持ちから拾ったのは、捨てられた小さな人間の男の子。







「人の子なんてどー育てるか知らねえよ」



「あ、るいてる…」



「こいつが、喜ぶかと思って」







妖と子どもの、奇妙な親子生活。



はじまり、はじまり。