オタク姫 ~100年の恋~

作者菱沼あゆ

お前を100年、愛する呪いがかかってしまった、どうしてくれるっ。

 間違った方向に高校デビューを果たしてしまい、みんなから、姫と崇められるようになってしまった朝霞あさか


 朝霞は実は、ゲームオタクなのだが。


 眠るたび、まだやっていない乙女ゲームの世界に入り込むようになってしまう。



 その夢の中では、高校の先輩で、朝霞とはあまり接点のないイケメン、十文字晴じゅうもんじ はるが、何故か王子様として登場するのだが。


 朝霞が王子の呪いを解くと、王子は文句を言い出した。


「どうしてくれるっ。

 お前が呪いを解いたせいで、お前を100年愛する呪いがかかってしまったじゃないかっ」


「いや~。

 どうしてくれるって言ってる時点で、なんにもかかってないですよね~……?」





 ※ガルムさん、レビューありがとうございますっ(^^;)

 本当だっ。

 お菓子みたいになってますよっ。

 直しときました~っ。



 (「小説家になろう」にも掲載しています。)