キミとまた、同じ空の下で。

第2話 始まりの予感


ゆり子が転校してきて2回目の月曜日の朝。

いつものように“ケンちゃん”こと古谷健吾と一緒に学校へ向かっていた。

家がお隣同士のケンちゃんと私は赤ちゃんのときから一緒で、本当に本当の幼馴染。

そんなケンちゃんとも中学の3年間、そして高校でもクラスが一緒。

面白くて優しくて、スポーツ万能で。
同じように一緒に育ったのに、どうしてこうも違うんだろう…。


「京子? どうした?」

「あっ、ううん。なんでもないよ」


まだ中学1年生のときは、私よりも少し背が高いくらいだったのに、今では見上げなければ顔が見れないほど、背も伸びていた。

中学のときは渉くんが一番大きかったのに、今ではケンちゃんが一番大きい。

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