波乱を残したままだが、それなりに穏やかな時間が流れているように見えていた、それぞれの日常。だが、後から思い返してみれば、このとき、既に『それ』は始まっていた―

『呪いのエレベーター(図書室Ⅳ)』から続きます。


1.龍泉の午後

2.雨の日曜日(久世大輔)

3.はじまり― (瀬崎浩太)

4.龍泉のおつかい