裏通りランコントル

作者imu

それはとある冬の日。「君を、迎えに来た。」――甘美な声と柔らかく大きなあたたかい手がわたしを、わたしの未来を、攫ってゆく。*和風男子とのちょっぴり不思議な恋物語

それは、とある冬の日のことだった。


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冷たい風が吹くとき。

甘美な声と柔らかく大きなあたたかい手が

わたしを、わたしの未来を攫ってゆく。


「君を、迎えに来た。」


嗚呼、どうかこのまま――。



この物語はフィクションです。

実在の人物及び団体とは一切関係ありません。


20161230~


thanx. phantom

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