ワンダフル・ワールド─かけがえなき愚行─

作者小夜子姉貴

描かれるのは、無邪気でいられた最後の日──

 ─書店さんPOPより─


作者自身の体験を基に綴った、「かけがえなき愚行の日々」の記録。それはあなたも知っている懐かしくも切ない、あの頃の記憶。


 高校在学中に、自らの体験を基にした小説『青木学院物語』を手書きで大学ノートに書き上げる。本著の前身となったこの物語は、学年を超え多くの生徒達に熱心に廻し読みされ、やがてその評判を聞いた印刷会社が好意により無償で製本、当時の同級生や知人らに配られることになった。


 それから10年以上の歳月を経た2005年、病に倒れた友人の希望により一念発起。原稿に改良を加えPCに打ち込むと、ネット上で公開。瞬く間に大きな反響を呼び、本書として出版化に至る。