怖いけど、好き。

作者歩夢

身長が高く、女子っぽくないことから自分に自信がない澪。恋をするのも怖くて諦めていたが、憧れていた。そんな時に出会った強面の野球部員が気になり始める―――…


彼の自然な優しさが、嬉しかった。



女じゃない私を、「女の子」と言ってくれる…。



自然に、当たり前に、言ってくれる彼のことが…



気になり出して、知りたいと思って…




―――…好きだと思った。




でも、近づき方を間違えた。



彼との距離を、間違えた。



「…友達になりたいの!」



―――…違う。…そうじゃない。



「―――…好きです。」



私は、あなたが…好きです―――…。



自信がもてないマイナス女子×強面な甘党男子


岩田澪×水島真琴