こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記

相聞歌

 いにしえの いにしえの
 男の子と おなごは

 慎み深く 風流で
 戀心を 三十一文字の

 文に認め 花を沿え
 誰かに託して 渡したり

 逢瀬の時と処を 確かめあったり
 優雅であったよのう。

 今の世は 文通などとは
 忘れ去られて
 化石のごとし。

 さて なにも文字も浮かばぬゆえに
 相聞歌の真似事してみまするか。

 TOKYOという 都会に住まう
 ハイカラ猫さま 
 一度 お目もじいたしたし。
 と願いつつ たぶん柔で優しき
 鳴き声を 雲に聞きましょう。

 こちらから 猫語で
 ナォーン ナォーンのご挨拶
 空を伝わり ピンとたてたあなた様の
 両のお耳に とどきましょうかのう。

 癒やしの かわゆらしい
 おんなの猫ちゃまへの 文を
 認めし 夕暮。

2019/03/25(月) 17:26:10

こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記


魔法のiらんど

(C)KADOKAWA CORPORATION 2019