こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記

人もまた航海する船

 長い航海を終えて
 港にもどってきた船を
 休息させて労るために
 陸にあげる。

 喫水線より下には
 フジツボや名も知らぬ貝が 
 びっしりと 付着していて
 それをこそぎ落として
 ペンキを塗ったりしながら
 次の航海を待つ。
 
 人もまた 長い人生を泳いでくると
 フジツボみたいなものを 穢れを
 いつの間にか 身につけていて
 こそぎ落とさなければと。 
 いろいろ 試してみるけれど
 落とせないものもあり

 ならばそのまま ありのまま
 それを抱えたままで
 思い 考え 感じ方を
 変えていけば良いのだと
 一歩 一言 笑顔と頷きを
 誰かのために。
 そこに向かわせてくれる
 標となるものは。

 淀みなく なめらかに 
 途切れることなく 
 2分休符でも 16分休符にも
 さりげない余韻を残して
 清らかさ 爽やかさ
 ひとすじの流れとなって

 そう こうへいさん
 あなたの歌声を聴くたびに
 真っ直ぐさとか 美しさとか
 透明感とか 懸命さとか
 人として いつも何かを
 感じて 染められていくような
 いいえ あなたの歌声に
 染められ 変わっていけると
 道標となり 船を導く灯台の灯となり
 千尋の海を 巷の海を
 吾は渡る船になりたし。

2019/06/20(木) 22:21:42

こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記


魔法のiらんど

(C)KADOKAWA CORPORATION 2019