こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記

危ない橋

 夜のしじまのうちに
 SLの 銀河号の
 汽笛の音が 遠くに
 ボボーと鳴り渡り
 懐かしい 煙の匂いに
 母のふる里 民話の里への
 郷愁深く 蘇る。

 気強くあらねばと
 気強くあらねばと。

 いまにも ふっと
 危ない橋を渡りそうな
 そんな時もあり 
 耐えねばならぬことの
 いつまで いつまで……。
 
 終わりにしたい
 終わらせてほしい
 我が子の 写真見つめるたびに
 見ないふりをしている
 現実 事実を突きつけられて。
 
 語る言葉も 紡ぐ文字すら
 気強くあるための 
 ごまかしの方便 詭弁。

 舫い綱も いまにも
 千切れてしまうほど
 細い脆いもの。
 いいえ いいえ はじめから
 繋ぎ止める舫い綱など無いものを
 あたかもあるように 装い
 文字を連ねてきただけの
 幻想 幻月の年月にすぎず。

 終身刑の ココロひび割れて
 見えない血の 滲み流れて。

 何かを選択することも叶わず
 願うことも ならずに
 ただ 強気のふり ふりばかり。

 本当は なあんにも
 なあんにも 無い 無いのに。
 生きていく 意味さえ
 なあんにも 無いのに。

 饒舌な 戯言綴って
 なんになる なんになる。

2019/07/08(月) 22:46:32

こうへいさん少しで⭐ほぼ慧の日記


魔法のiらんど

(C)KADOKAWA CORPORATION 2019