妹姫と氷の王㊤【完】

第2章 /妹姫と変化

「では陛下。3日後は離れ街への遠征となります」



城内にある政務室。そこにいるアルヴィスは書類片手に、ポーンの話を聞いていた。



「…遠征、あいつも連れて行く」



「エリス様ですか?」



アルヴィスの発言にポーンは驚いたように聞き返す。いつの間にかアルヴィスを名前で呼び、敬語の抜けたリリスに2人の仲が深まったと感じていた。



「少し長旅になりますが、エリス様がよろしいなら問題ありませんよ」



リリスの遠征同行を認めたポーン。珍しいアルヴィスの姿にポーンは楽しそうに笑った。

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