ホストをコロコロしている女【更新中】

第2章 /優衣の気持ち

優衣は先生と結婚する、なんて
一言も言ってないし
好きやという事も一言も
言った事ないのに
なんでここまで優衣の事を
想ってるんやろうか。



本気やとか、結婚したいとか
そういうのは口ではなんとでも言える。
信じてもなかったけど…



優衣のおらん所で優衣のオカンに
優衣への気持ちを話ししているのを
聞くと、なんだかただ事では
ないんやと、やっと思えてきた。




気づくのは遅いけど。



先生からもらった手紙に書いていた。
“逃げたらあかん”という文字が
鮮明に思い出す。



優衣はとりあえず家を出た。



“どうしよう”





何に迷ってるんか分からん。
学校には通う
先生とは別れる。

決まってるのに、意味もなく
胸がドキドキして
いろんな事を考えてしまってた。



携帯の着信履歴を見る。

龍也から何回も電話がかかってきてた。



優衣は龍也に電話をかけた



『もしもし?』




龍也はすぐに電話に出た





『謹慎になった』



『うん、知ってる。オカンに
聞いたから。小畑は解雇らしいな』




『うん。』




『ごめんな、俺なんか調子乗って
しもて・・・』




『まぁいいよ。』




『今どこ?いろいろ話がしたいから
今から会えへん?』





優衣は龍也と近くの公園で待ち合わせをした。




龍也と話をした。





『どうするん?小畑とは
ほんまに別れてしまうん?』




『うん。別れさせられる』





『優衣はそれでいいん?』





『いいけど、家がない』





『家?』





優衣はオカンの話をした。



こんな奴にまさか自分の家庭の
話をするやなんて思ってもみぃひんかった。

でも優衣は隠すことなく全て
龍也に話をすると
龍也は真剣に聞いてくれてた。





『一緒に住みたくない気持ち
めっちゃ分かるわ!!!
よっしゃ!俺がなんとかしたろ!!』





高校生のお前になにができるねん。




正直思う所。


口ではなんとでも言えるし…

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