虞犯少年

私が彼に堕ちるまで /欲深き者




「――っん、は」



使われていない教室で私たちは一体何をやっているんだろう。

角度をかえた深いキス。

火照る体と、ふわふわした感覚に立っているのもやっとだった。

彼の瞳は相変わらず冷たいままで何を考えてるのか分からない。



「キスだけで濡れすぎ」



綺麗な指が下着の上を撫でた。ぴくりと反応してしまう私を見て、口元をつり上げる。

首筋を這う舌がいつの間にかあいていた胸元にまで下りてきて思いきり吸われた。そこに綺麗な痕がくっきりと残る。何度も何度も重ねるように痕を残す彼はやっぱり異常だ。

されるがまま、与えられる刺激に我慢をしていた筈の出したくもない声が出てしまった。


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