【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第3章~血の繋がり以上の絆~ /―危険な忠告ー

次の日、学校へ行ったら、教室に黒山のような人だかり。


‥というか、私以外女子のいない、このクラスでは

ただ、むさ苦しいだけの男だかり、というべきで‥‥


〝おおっ!〟とか〝スゲェ‥〟みたいな歓声?があがってるから

また何かヤラシイ本とかエッチな動画でも鑑賞してるに違いない。


‥そっとしとこう‥

‥あと存在消しとこう‥


横目でチラリと流し見ながら、素通りして自分の席に着いてた。


帝王の修羅兄が来ないから、ここ数日、学校は完全に無法地帯と化してる。


まぁ来たって、偉そうににらみつけるか暴れるかで、ろくなことはしないけど

でも皆怖がってるから、生活態度に、ある程度の緊張感は生まれる。


はぁ‥いつ戻ってくるんだろう?てかホントに戻ってくるのかな?

夜叉兄は謹慎って言ってたけど、それってどうやったら解けるの?


そんなこと考えてボンヤリとしてたら

〝あっオネェさん、どこへ??〟

背後のオスだかりから、そんな声が聞こえてきて


「え?だってお目当ての子猫ちゃんが来たんだもん。

ゴメンね坊やたち‥遊びの時間は終わりよ?また今度~」


聞き覚えのある声がして、ゾクリと悪寒が‥‥

なんていうか、甘ったるくてなまめかしいハスキーボイス‥‥

どこで耳にしたんだっけ‥‥


0
  • しおりをはさむ
  • 539
  • 6043
/ 730ページ
このページを編集する