【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第4章~愛と抗争の代償~ /―罠と企み―

「ぐへっ‥」

次の瞬間、喉から変な声でたのは

いきなり背後からチョークスリーパーかけられたせい。


ちょっ何?!痛い苦しい!息できない!!!

慌てて手足バタつかせる私の後頭部らへんから


「絞め殺しちゃっていいですか?このまま」

聞こえてきた冷たい言葉‥‥と、ともに

喉元を押さえつける腕にギシギシと力がこもる。


ヤメッ‥ギブギブギブ、ギブッ!!

大声で叫びたかったけど、締め付けがきつくて声にはならなかった。


ジタバタと必死でもがく私を見て、あきれ顔の姫が口をひらく。

「そろそろ、ヤめたげたら?ホントに死ぬよ?」



「ですけど、アナタを泣かせるなんて極刑でしょ?この女」

「うるさい。誰も泣いてなんかないでしょ?演技だよ演技」


桔梗ちゃんがそう言った途端、私の首周りからスルリと腕が外れた。


「ハァハァ‥ハァァァ‥‥た、助かった」


ゼィゼィ肩で息をしながら、とりあえず生き延びれたことを実感するも

どうしていきなり殺されかけなきゃいけなかったのか?

理由さえわからず、あたりを見回したら‥‥


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