【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

「わかったなら、こっち来てココ乗って下さい」


多聞に言われるままに、押し込められた黒塗り車の後部座席。


乗った瞬間、違和感を感じたのは

どことなく普通より低い車体と

一面スモークフィルムの張られた黒い窓。


何気ない動きでヒョイ…黒革シートの運転席に乗り込んで

ハンドル片手にエンジンかける多聞。


………え、多聞?


私の動揺をよそに

発進直後にスロープ駆け上がって

自動で開いた車庫の扉をくぐり抜け

そのまま夜の街をガンガン走り抜けてますけど……


ぼう然としながら、一つの疑問を口にしてた。


「聞いていいかな?あの、多聞…くん…って年、いくつなの?」


確か同じクラスにいたよね??




……………………





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