【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第6章~ハレの涙に盃を~ /―最後の晩餐―

ぎゃぁぁぁっ!無理です!ムリムリムリムリ‥‥


殴りかかってくる蘭さんの拳を必死にかわし

もぅそのまま背中向けて、教室中を逃げまどってた。


‥‥とは言っても

足はご存知のとおりクラス1遅いうえに

机やイスのほとんどが、文化祭準備のため

端に寄せて積み上げられてるせいで、教室の面積は普段以上に狭い。

逃げられる範囲なんて、そんなナイ。


それでも教卓やカーテンの陰に隠れたり

机に飛び乗り、ロッカー上を走り抜け‥‥

蘭さんの魔の手から逃れようと、私なりに全力をつくした。


掃除用具入れの中から取り出したモップ振り回して

飛びかかってきた相手に応戦しようとしたのは

自分でも褒めてほしいと思うくらい、勇気ある行動。


‥あっけなく取り上げられ、逆にピンチに陥ったけど‥


モップの柄を突き付けられて動けなくなり

そのまま髪をつかまれ、思いっきり引きずり倒される。


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