【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第1章~兄と弟と、それから私~ /―特別な存在―

乱闘騒ぎがおさまって

不良たちがどこかへ散らばって姿を消し

それで地獄が終わった…わけではなかった。



「ギャァァァァァ!」

三車線の国道を、唸るような爆音あげて走る超高速バイクの後ろで

私は絶叫する。



「とめて降ろして、落ちる死ぬ!!」

よく考えたらヘルメットだってしてないし

このスピードで振り落とされたら、確実に頭割れる=即死。


「ちょっ、テメェ胸おしつけてくんなよ!妹のくせに!!

気ぃ散るわバカ」

前は前で、大声で何か怒鳴ってくるし。


「む、胸とか言わないでよ!そんなの嘘!

だいたいそんな押しつけるほどの胸とかないから!!」

まさか自分から貧乳アピールする日が来るとは思ってなかった

…泣きそう…。


「じゃ背中に当たって揺れてんのは何なんだよ!

説明してみろデブ!」


「ギャー―!ヤメてぇぇぇ

揺れるとか言わないで!最低!ケモノ男!!」



「イテッ、殴んな!あぶねぇだろ!」

「ヒィィィィ!ちゃんと前見てよ!事故る!!」




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