【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第1章~兄と弟と、それから私~ /―さらば安穏な日常ー

それからというもの、平穏で安定した

普通の女子高生としての生活が、私の日常に戻ってきた。


はずもなく……


〝アイツ修羅君の愛車駆って、千手を轢き殺そうとしたらしいぜ?〟

〝マジか恐ろしい。どんな女だよ?〟


〝近寄ったらすごい形相でにらまれるって話!〟

〝そりゃ相当、危ない橋渡ってきてんな~〟


〝確かに目つき何か怖えぇよ、あれはタダ者じゃねぇだろ?〟

〝ヤベェもしかして、そっち筋の本職の方じゃねぇの?〟


という会話を周囲でささやかれ

(もちろん、原因はメガネ壊されたド近眼のせいなんだけど)

結局、学校ではハブられてる……。



まぁいい、そもそも昔から

自分の青春に希望など抱いてなかったし

明るい学園生活なんて、この学校じゃなくても無理な話。


ただ、家に帰っても全くリラックスできないのは何故だろう?



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