【美獣兄弟と義妹の関係】~母が極妻になりまして~【完】

第2章~キョウダイの契り~ /―芋娘―

最近、〝イモ〟呼ばわりされてる。学校で。


言ってる本人は〝いもうと〟の略のつもりらしいけど

周囲には〝芋〟の意味としてしか認識されてない気がする。



「ねぇ何なの?あのイモ女ぁ。

毎日一緒に登校してるらしいじゃん?

どーゆー関係?修羅様とぉ~。

もしかして一緒に暮らしてるってこと?」


「あっ!うっせぇよ、オマエ聞こえる!

ヤバいって、あの人スゲェ怖いし

それに修羅君チの家畜らしいから……」


思いっきり聞こえてきてるけど

もっと小声で話してよ、お願い。


とは思うけど

もちろんそんなこと言えずに、ひたすらうつむいて耐えるしかできない。


私は相変わらず

学校内で数少ない女子にも、友達になってもらえてない…

どころか

そのカレシに至っては、人を凶暴な家畜として認識してるみたいで。


それもこれも全部あの……

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