【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

第2章~大いなる禁断~ /―血と肉―

お客人である弥勒さんと

その部下っぽい二人の男性(明らかに弥勒さんより年上)

おじいさんとおばあさん。そして、お手伝いの私。


大勢で囲炉裏を囲み、皆で一緒にとる夕食は

もてなす側も、もてなされる側も

なんだか和気あいあいとしていて、楽しい雰囲気だった。



丸い藁座布団の上に、あぐらをかいて座る

覆面刑事の皆様は、御三方とも食通なご様子で

この時期にとれる旬の味覚なんかの話題で盛りあがり


ああだこうだと、それに果敢に混ざっていく

おばあさんも交え、さらに会話が弾んだりしてる。



弥勒さんも部下さんたちも

〝村には雑誌のコラム用写真を撮るために来たんです〟

なんて、マスコミ関係者を名乗ってはいたけれど

それでも

とても気さくな態度で

私たちに対して壁をつくるわけでもなく

もちろん警戒心を表に出すわけでもなく。


老夫婦ともすぐに打ち解け

何だかすごく、アットホームな雰囲気。


とてもここへ

潜入捜査をしに来たふうではなくて。



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