【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

第3章~学園戦争~ /―夢監獄―

ようやく、夜叉兄のお許しが出た。


私はお屋敷に戻され、以前と同じ自由な生活を送ることができるようになる。


というわけで、久しぶりに登校してみた学校。


あきらかに以前と一変した、校内の雰囲気に戸惑う。



始業ベルが鳴った途端、ピタリ。

その場にいた全員が、席に着いた。


「え?」



何この風景。見たことない。


いや私は、いつもちゃんと着席してたけど

キミらは

チャイム鳴ろうが先生こようが関係なく

ずーーーっとウロウロしたり、騒いでたり、暴れてたり

やりたいことして、過ごしてましたよね?


何なの?どうした?何が起こった?


そんな奇妙な現象は、授業が始まってからも続いた。



みんな(ただし今日も休みの修羅兄と多聞はのぞく)

静かに前を向いて、教師の話を聞き

そして黒板をノートにとり

指名されれば、教科書を朗読。


「…………」


ありえない。

てか勉強道具もってたんだ、この人たち。


あっけにとられ、静かな授業風景を眺める私。


ここどこだろ?


なんだか、知らいないうちに

異世界パラレルワールドにでも迷い込んだのでは……

と、思うほどの変わりよう。



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