【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

「修羅君どこだよ!誰か連絡して呼び出せよ!ギャッ」


叫んでた誰かが、目の前で蹴り倒される。


見たこともない制服の集団が

既に校舎内に大量に、なだれ込んできていて

獲物片手に、生徒を殴ったり、器物破壊したり

縦横無尽に暴れまわってた。


あぁ久々に見る、阿鼻叫喚の世界だな。恐ろしい。

思いつつ


「先生、とりあえず安全な場所に身を隠しましょう」


文殊先生に目を向けたら


「ちょっと待って」


声とともに、白衣の裾が宙に舞って、シュンッ……!



「え?」


廊下の、その場にいた5、6人の他校生徒。

その全員を、瞬時にして

文殊先生の拳が、なぎ倒してた。



「えぇっ?」


ぼう然とする私の背後から


「てめぇ何者じゃぁぁ!!」


怒号をあげて駆けつけてきた、さらに数人の敵を

文殊先生は、白衣ひらめかせながらの華麗な回し蹴りで

四方八方に吹き飛ばす。


そうしてそのままヒラリ。


割れた窓から、喧騒うずまく外のグラウンドに向かって

飛び出して行った。


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