【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

「そっかぁ残念。お兄さん?」


「ウン。そう。約束してて」


できれば

藤花ちゃんと駅まで一緒に歩いて

それから家に直帰したいのですが。


モール行ってゲーセンで遊ぶ、という

修羅兄の行動計画に従わなかったら

一体どんなキレ方されるかわからない。

という恐怖が、私を襲う。



「じゃ、しょうがないね。また今度!バイバイ」


そう言って

明るく笑ってくれる藤花ちゃんは、話のわかる良い子だ。



「ウン、バイバイ!」


手を振って、笑顔で藤花ちゃんを見送ってから一人思う。


部活は今すぐにでも辞めたいけど

せっかくできた

憧れの女友達との青春を、手放すのはもったいない。



〝一週間とか、根性なさすぎだろオマエ~〟

と、修羅兄に、あざ笑われるのも屈辱だし。



もうちょっとだけ、頑張ってみても

いいのかなぁ?




………………………





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