【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

「わかった。もぅいいわ」


「え?」



「オマエの好きにしろ、つってんだよ」


「え?ちょっと……」


ドタドタと、大股で小屋を出て行く修羅兄。



「あぁ宮。待ってください」


雛菊さんが後を追って、駆け去り


残されたのは、先生と私。



「どう、しよう」


私は頭が混乱して、全身ガクガク震えだすのを止められない。

精神的ショックが……。


修羅兄が怒った。

怒っても当然のようなシチュエーションを目にして。


言い訳なんて、できるだろうか?

許してくれる方法、ある気がしない……。



「心配しないで。先生が事情を説明します。

ちゃんと話せばわかってくれますよ。彼も」


ニッコリ笑って言われても

安心なんてできるわけない。


「…………」


先生。わかってないですね。


修羅兄の性格ぜんぜん知らないから

そんな気楽なこと言えるんだよ。




……………………

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