【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

第5章~兄×妹×弟の関係~ /―彼女からの告白―

ということで

電車に乗って、眠りながら地元に戻った。

(どうやら隣の席の知人が、ずっと何かを話してたようだけど

内容は、寝てたから知らない。)


あ~ぁ、どうするんだろ?私。


何も言わずに、ここまで来ちゃったけど

弥勒さん、今ごろ怒ってるかな?

追いかけてきて、逮捕されたらどうしよう?


……かと言って

もちろん、お屋敷には帰れないし。


このまま、宝生君のお店までついて行って大丈夫かな?

夜叉兄関係のところだから、バレちゃう可能性もあるよね。


GPSで探されるのがイヤで

とりあえずスマホの電源切りっぱなしにしてるけど


なんとか、事情を話さず

宝生君の部屋に、しばらく隠れ住まわせてもらえないかな。


う~ん。でもなぁ

それも本当は、気が進まないんだよね。


思い出すのは

脱ぎ捨てられたブラとか、生あたたかいパジャマとか。


何ていうか、ごく当たり前のように女にだらしない感じが

どう考えても、居心地悪いだろうし。


でもカンナさんと再会して以来、心入れ替えたりしたかなぁ。

相変わらず、見た目はケバケバ感満載だけど。


まぁそうだ。

贅沢なんて言える立場じゃないよね。


私はもう、身寄りのない

孤独な立場の人間ですので。



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