【美獣兄弟と義妹の関係】~兄の恋人になりまして~【完】

第5章~兄×妹×弟の関係~ /―分岐点―

とりあえず

告白の返事は保留とさせて頂いた。



もちろん差別なんて、する気もないけど

マンガでしか見たことない、百合なる女性が

そんな身近に存在するとは知らなかった。



世の中、狭いんだな(……他人事)



藤花ちゃんが

〝じゃあ真剣に考えておいてね?〟

そう言って、パウダールームを去ったあとも

私はその場に一人残り


鏡の中の自分と額をつきあわせ

頭を抱えていた。



修羅兄には、今すぐにでも謝りたい。

勘違いしてて、すみませんでした。


濡れ衣きせたり、いろいろ疑ったりして、ゴメンなさい。



一言、伝えたいけど

もう無理なのも、わかってる。



完全に手遅れ。


言ったところで、どうにもならない。

妹という立場も、失くしたというのに……。



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