【続編も完結】王子様の魔法

第四章 /言えない思い





「文化祭終了~!」

「ちょっと。気、早いよ」



そう嬉しそうに叫び声を上げたのはたっちゃん。

それに横目で視線を送ったあたしは少し呆れたように目を細める。



傾きかけた日が

静かに降り注ぐ生徒会室。


生徒会役員5人揃って各々椅子に腰掛けている。


見回りに、受付。その他もろもろ。

雑務が絶えなくて、あたし達の文化祭はあっという間に過ぎていった。


設置したアンケートの集計も

会計の計算も終わってない。


だけどそれは後回し。

あたし達にはまだ大仕事が一つ残っているからだ。


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