東雲さん家の食卓には【完】

Brand new days /アフタヌーン



「おま、君、誰?」


「東雲ですけど。」


「ミコトの姉?」


「本人ですけど…。」


「嘘…だろ…。」









東雲さん家のティータイム










◇◆◇長男アカネ eye




掃除オッケー。

換気オッケー。

お茶オッケー。


あとは…スリッパ!


玄関に来客用スリッパを置く。



「オッケー。あとはミコトがケーキを買って来てくれれば… 」



ピンポーン




え?!


まだ時間にしては早い。


誰だ?


ガチャ




「ア、カ、ネちゃーん!ぐはっ!


思わず腹にひと蹴り。



「痛いよ!酷いよ!死ぬよ!」


「死ねよ。」


バタン





見なかったことにしよう。



この忙しい日にアズミの相手なんかしていられるか。


ピンポーン




無視、無視。


ピンポーン、ピンポーン





無視、無視。



ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン…



ああああああ!



ガチャ!





「アズミしつこい!ウゼェんだよ!」




「……アズミ?」



首を傾げ立っていたのはスーツを着た同年代の男性。



「え?…どちら様?」



てか、もしかして…



「ミコトさんの担任の南雲です。」




ひえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!





俺が青ざめている様を少し離れた所からアズミが肩を震わせて見ていた。


あのクソ野郎!





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