東雲さん家の食卓には【完】

ダンボールいっぱいの… /ハロウィン



「ハロウィンなのでカボチャをイン!」


「馬鹿!マジかよ!クッソ甘くなるじゃんか!」


「…お腹減った。」







東雲さん家のハロウィン









◇◆◇長女ミコトeye




PM6:30


キッチンからはカレーの香りとアカネの鼻唄。


リビングからは無駄に流れるテレビの音とヒカリの話し声。


玄関には私とダンボール(2箱)



「ミコトー?帰ったのー?」



キッチンからパタパタとやって来たのは東雲家長男の茜 ( アカネ )



「うん。ただいま。」



その身体(身長185㎝)で抱きつかれると動けないからやめてほしい。


毎回言うのも面倒くさくて無視してるけど。



「お前遅くねー?いつも何してんの?」



電話を終えた次男の煇 ( ヒカリ )



「図書館。」


「相変わらず地味だなぁ。」



ヒカリはそう言うが、図書館は別に地味ではないと思う。


そしてリア充ぶってる隠れオタクのヒカリも大好きなクセに。


最近ラノベ借りてたよね。



「はいはい、ご飯ですよー。ミコトは手洗い・うがい、ヒカリは手伝い。」



子どもじゃないんだから言われなくても洗面所に向かいます。


だからいい加減離れてください。



「ヒカリ〜、テレビ消しなー。」


「はいはい。 (うるせーなぁ小姑みてー。) 」



我が片割れよ、心の声がダダ漏れである。



「え〜?お姉さんみたいに綺麗かなぁ〜?」



世間では我が兄のような者をナルシストと言うのだよ。



「「ミコト、手洗ってあげる。」」



そして君たちのような者をシスコンと呼ぶのだよ。


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