東雲さん家の食卓には【完】

Good-Bye Summer /お盆だよ☆全員集合!〜前編〜



「ヤベェ!片付けろ!」


「え?!」


「もう?!」


「「ただいま〜!」」


「「「…………。」」」


「愉しそうなことしてんなぁ〜。」








東雲さん家に大集合
〜前編〜











◇◆◇ヒナコeye




今年もきたな、この時期が。


久々の我が家。

久々の対面。



「みんな元気かねー。」


「元気、元気!だって…便りがないじゃん↓1回も↓



私の呟きに応えて珍しくローテンションなヨウ。


いつもの無駄に元気なヨウは何処へって感じだ。


それでも、あの子らの顔を見れば元に戻るのだろうから、アカネから月一で報告があることは黙っていよう。


無駄に心配させたりしたくないし、何よりその方が愉しいから


ヨウの驚いた顔って可愛いんだよねー。



「…ヒナ、今年はどうする?」



” どうする ” とはこの帰省中をどう過ごすか
ではなく、あの話をするかどうかを指す。



「話すよ。」


「えぇ?!は、早くない?」



早いも何も実はもう3人ともアカネとは従兄妹だという事実を知っているのだから、どうしようもない。


ま、そのことを私はヨウに伝えてないのだけれど。



「ヒカリとミコトが大人になったらって思ってたけど、3人があの家で過ごしてる今、真実を知った方がいいよ。その方が後々離れて暮らすようになっても、またあの家に帰って来られるから。」



知らないまま離れて、真実を知った時、あの家には帰り難<ニク>くなるだろう。


特にアカネは。


もしかしたら一生帰って来ないかもしれない。


ま、お互い知ってしまった今、何とも言えない状況ではありますが。



「うわー、自分家に帰るってのに緊張してきたわー。」



ソワソワし出したヨウの横で、3人の成長した姿を想像してワクワクしてきた。




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