東雲さん家の食卓には【完】

アケオメコトヨロ /告白



「っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「ホクホク!」


「すき焼きぐらいで大袈裟。」


「じゃ、ミコトのはオレが食う!」


「ちょっ!」


「喧嘩しないっ!」







東雲さん家のすき焼き鍋









◇◆◇長女ミコトeye




キッチンからは割下のいい香り。


もうすぐヒカリも帰ってくる。



「ただいまー…この匂い、まさか!」



あぁ、五月蝿くなる。


「っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



炬燵の上に鎮座する鍋を見て奇声に近い叫びを上げる。


テンション上がりすぎだよ。



「すぐ食べられるから、着替えておいで。」



アカネに言われ、すぐさま階段を駆け上がって行く。


足音が五月蝿い。



「アカ兄!オレ卵2つね!」



2階からの声に「はいはい。」と応えると、ヒカリの器に卵を新たに加えた。


贅沢なヤツだ。



「ミコトは?」


「…2つ。」



私だって今日くらい贅沢食べしたい。




こう見えてヒカリ程じゃないけどテンションも上がってます。




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