東雲さん家の食卓には 2nd【完】〜番外編完結〜

真冬 /ダークネス



「パーティー!パーティー!」


「新年会よ!」


「早く食べよ?」


「っざけんな!」







東雲さん家と闇鍋









◇◆◇次男ヒカリeye




嫌な予感がする。


何故か、


終業後、ミヤビがそそくさと帰って行った。


あと、


ルームキーがねぇぇぇぇ!!


ミィィコォォトォォ〜!!


アイツら今度は何企んでやがる!?




石畳みの坂道を猛ダッシュで下り、学寮に帰り、



ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン…



自室のチャイムをゲームのコントローラー並みに連打した。



「お帰り〜、早かったね〜!」



全く悪びれない感じのミヤビが出てきた。


ナチュラルにオレの部屋に居るんじゃねーよ!



「な、暗っ!?てか怖っ?!ヒトん家で何やってんだよ?!」



ミヤビを押し退け部屋を見ると、電気は点いておらず、カーテンも閉められ、テーブルの中央でコンロの青い炎だけがぼやっとしている。



「あ、ヒカリお帰り。」



オレに気づいたミコト。


菜箸で何かを突っついている。



「もうすぐ煮えるわよ。座って。」



同じく菜箸で何かを突っついているソノカ。


何の儀式だよ!?



「…勝手に何やってんだよ?」



追い出すことは諦め尋ねる。



「パーティー!パーティー!」



ミヤビに背中を押され、



「新年会よ〜!」



ソノカにグラスを渡され、



「早く食べよ?」



ミコトに茶わんを押し付けられた。


だから、何でいつもオレの部屋?!



「っざけんな!」




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