東雲さん家の食卓には 2nd【完】〜番外編完結〜

もうすぐ春 /試写会



「え?」


「ん?」


「えええ?!!」








東雲さん家とプレミアムナイト












◇◆◇次男ヒカリeye




「…ここ最近、思ってたんだけど、綺麗目な
格好すると似てるよね。アカネさんに。」


「っざけんな。」



上から下までまじまじ見られていると思ったらくだらねぇこと言いやがって。



「…5時かー、日が延びたね。」



爽やかな王子です、みたいな見た目してジジイみてぇなこと言いながらミヤビは空を見上げた。



「あと30分ぐらい、フェスの待ちに比べたら軽いだろ。」



真夏の朝陽を浴びながらの2時間待機は地獄だった。


自分で言っておいてなんだが、思い出したくもねぇっ!



「そうだねー。今年も楽しみだなぁ。」


「死ぬ気か?!」


「え?何言ってんの。ヒカリも参加だよ☆」


「っざけんな!」



冗談じゃねぇ!



「えー!年に1回ぐらい脱インドアしよ?
このままだとマジで廃人になるよ?」


「それが高じてここに来られたんなら本望だろ。」


「僕が応募したんだけど?!忘れたの?!」


「当選したのオレの名前じゃん。」


「確かに!でも、」



ミヤビがそう言いかけたところで、長蛇の列の先頭が漸く動き出した。


オレとミヤビもチケット片手にそれに続く。



いよいよ、

いよいよ



"コクセン" プレミアムナイトの
始まりだぜ!




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