東雲さん家の食卓には 2nd【完】〜番外編完結〜

いつの間にやら /戻って参りました



「ただいまー!」


「おか…え?!」


「ん?」


「ええぇぇぇ?!」











東雲さん家と東雲さん











◇◆◇長男アカネeye




木々の色が変わり、すっかり秋も深まった今日この頃…。


夕飯の支度をしながらミコトの帰りを待つ。



「味噌汁とお吸物…どっちにしようかな。」


「味噌汁がいい。」



俺のひとり言ともとれる呟きにヒカリがソファから応えた。


今日はバイトが休みらしく、大学から帰るなりゲームに耽っている。



「おばあちゃんがキノコ送って来てくれたからキノコたっぷりの味噌汁にしよーっと。」


「じゃ、オレはミコトを迎えに行って来る。」



そう言うとヒカリはソファから立ち上がると
上着を羽織った。



「バイク気をつけてよ?」



高校からのバイト代でいつの間にか運転免許と鉄の馬を手に入れたヒカリはミコトの送迎が
日課になっている。


本当は可能な限り俺がしてあげたいのだが、
大学が忙しい時や今日みたいな時はヒカリに
頼んでいる。



「もちろん。」



ヒカリは軽く手を振って出て行った。


色々な意味で素直だな、と思う今日この頃。







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