東雲さん家の食卓には 2nd【完】〜番外編完結〜

秋、みつけましたか? /1122



「げ。」


「やっほー。」


「フルーツサンドくださいな。」


「何で来たし…。」







東雲さん家とGardenにて









◇◆◇次男ヒカリeye




「今日はね、" いい夫婦の日 " なのよ。」



ホールに出るなりバイト先のオーナーの奥さんこと、通称 " モモさん " に言われた。



「だから何だ。」

「関係ねーし。」



と言うわけにもいかないので、



「結婚記念日にする人とか多そうっすね。」



と、無難なことを返した。


そんな話をしていると、


カランカラン。




ドアベルの音が響いたので、向かう。



「やっほー。」



数日ぶりに会う兄と、



「フルーツサンドくださいな。」



数時間前に別れた妹が入ってきた。



「何しに来たし…。」



オレがバイトの時は来るなとあれほど言っているのに、コイツらときたら聞きやしねぇ。



「いらっしゃいませ。二人とも久しぶりね。
ゆっくりしていってね。」



モモさんは二人に声をかけるとキッチンへ入った。



「さあ、働き給え少年!」


「私にフルーツサンドを持ってくるのだ!」


「…………。」



ゆっくり?



さっさと帰ってくんねぇかなぁぁぁ?!



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