東雲さん家の食卓には 2nd【完】〜番外編完結〜

冬のはじまり /お歳暮



「ありがとう!」



「コレ何?いらない。」



「…まあ、くれるなら貰っといてやる。」









東雲さん家へお歳暮を










◇◆◇高校生ソノカeye




ウチの両親は昔から礼儀とか作法に煩い。


家柄とか職業柄当然なのだろうけど、それでもかなり煩い。


周りの友だちは学寮での生活は窮屈だと言うけれど、私は逆で実家の方が窮屈で学寮にいる時の方が羽を伸ばせている。



「テメェらまたオレの部屋で勝手に何やってんだ!!」


「焼肉ジュージュー?」


「このお肉美味しいの!ヒカリも食べよ?」


「っざけんな!…ウマっ!?」


「でしょー?最高級のブランド牛だからね!」



こんな風に口の悪いヤンキーや、腹黒い王子様、可愛いミコトと毎日楽しく過ごしている。


…つるんでいることを両親は知らない。


真面目で賢く、上品なお嬢様と行動を共にしているのだと信じている。


…に違いない。



だからコレを送ってきたのだろう。



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