月華Ⅰ

白龍 /買い物







ふわりふわりと頭が優しく撫でられている感覚がする。







……なんだろう。とても…暖かい。








「ん……、」








ゆっくりと瞳を開けると司が隣で私の頭を撫でていた。








「……………え?!」








あれ?ん?え、あれ?

私……確か拾われて…司に白龍のこと話して……?







ももももしかして一緒に寝ちゃったの?!








ばっと下着を確認するも何も異常はない。








あたふたと焦る私に司がフッと妖艶に微笑んだ。







「はよ。」


「お、はようございます…?」








朝の寝起きの司の色気は尋常じゃない。


なんか見てはいけないものを見てしまった感じになり顔に熱が集まるのを感じた。








「……体調は?」


「…え?」


「もしかして覚えてねぇ?」








なんのことだろう?


私熱がある訳でもないし……








「えっと……なんのこと?」


遠慮がちに聞いてみると司が少し驚いた表情を見せた。







「昨日……発作が起きたんだ。最初は雅貴が手配したお前の部屋で寝かせてたんだが……悪ぃな…心配だったから俺の部屋勝手に連れてきた。」








発作……?

発作ってなんのことだろう。



0
  • しおりをはさむ
  • 590
  • 583
/ 346ページ
このページを編集する