蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】




私達に気付くと目を丸くさせ驚いた顔をする。


そして数分としない間に沢山の組員が寄り集まってくる。



「若!いつ戻られたんで?」


「嬢さんまでっ」



集まる集まる……。


それは、むさ苦しい程に。



それに嬢さんって止めてっつったのに。



そんな私に気付いたのか陽はふっと目を細め笑った。



「あぁ、今戻った。…悪ぃけど車、表に出したままなんだわ頼むな」



近くの組員にキーを渡すと私の手を引いて歩き出した。



「お前態度に出すぎ」



呆れたような声で言って、コツッと手の甲で私の頭をコツいた。



むっとなって陽の腕を払い除け先に歩き出す。



「嬢さんなんて、きもい」



大体アイツ等だって自分の年齢の半分も満たない餓鬼に敬語なんて使いたくないだろう。



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