蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第二章 巡り合い /本当のアイツ イブキSide




その女と初めて会ったのはジュン達の学校へと続く脇道だった。



じっと此方を見つめるアイツは強気な女。


華のある大人びた女だ。



二重瞼に長い睫毛、筋の通った鼻に桜色の薄い唇。


ナチュラルメイクさえあの女には必要ないと思う。


それに加え真っ白な肌。



その女のキスは今までの女のものとは、かけ離れていて。



単に触れるどころか、唇スレスレにリップ音を鳴らし離れていった。



どこか挑発に見える態度。


そんなアイツは妖しく笑っていて、制服を着ていたがとても高校生には見えなかった。



去った後もアイツが纏っていた香水とは違った独特の甘い香りが残っていて柄にも無く酔いに浸っていた。




0
  • しおりをはさむ
  • 1246
  • 4163
/ 347ページ
このページを編集する