蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】




軽く掴んだユズの腕は折れんじゃないのってくらい華奢で細かった。



だから振り払われた時の力には心底驚いた。




“そんな下手くそに笑うんなら、そのままでいいんじゃない?”




あれは結構キタね。



強い眼差しで此方を見るユズに。


…あぁ、この子だって。



自分でも意味不明な事を思ってた。



一週間前のシグレとアカリが来たあの日から俺等とユズの距離は少なからず縮まったと思う。



「おはよう」って言ったら「おはよ」って小さく返してくれるユズ。



可愛いなって思う。




「あーユズ遅い~」



もう昼休みも終わりで、直に午後の授業らしきものが始まる。


確か安部ちゃんが五、六時間目に何か決めるって言ってたよーな…?



ユズ、今日は学校来るって言ってたから俺真面目に教室で座ってんのに~。


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