蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】
第三章 懸念 /慕う者達
ユウも懲りずによくやる。
「吉原!次やったら…分かってるな?」
「はい。申し訳ないッス!!」
罪を擦り付けられた可哀想な男。
最初は断として否定していたものの、担任安部に迫力負けして認めてしまった吉原 タイチ。
ユウあんた黒い。
「さぁ、って!うおーい!!もう六限終っちまう!」
そりゃ一時間以上も掛けて説教してたからだろう。
隣のユウはかなり機嫌良いみたいだけど。
「あー、分かってると思うが。もう二週間後にはあれの時期だ!」
あれ……?何だそれは。
「お、もうそんな時期~」
隣でユウは「早いね~」呟いた。
何だか楽しそうだ。
それに周りの奴等も同じ様に盛り上がってるようで。
あらすじ
東日本大規模組織、極道一家。
そこには闇に染まり生きる一人の少女が居た。
「騙される方が悪いんじゃない」
裏切り少女×暴走族
総合ランキング29位獲得!(2013年01月)
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