蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第四章 決意 /安危




私は少し顔を上げて目の前を歩く二人の背中に視線を移した。



さっきまでバイクで向かっていたが今は徒歩で“ある場所”に向かっている。



どこに行くのかは聞いてないが私の予想では“蓮華”の溜り場に向かっているんだと思う。



晴天の下、淡々と足を進める私は一人心の中で先程の会話を思い出していた。




―――――――………
―――――……




「朝比奈柚姫。アンタは俺等が西のNo.2“蘭鬼”って事知ってるよね」


「うん」


「そう。じゃあトップは知ってる?」



その問いに私は口を閉ざした。



ここから先は下手な事は言えない。


慎重に言葉を選んで頭の中に並べていく。



「ジュン達“蓮華”は最近成立したって聞いた」


「あぁ」


「それなのにジュン達は時雨達“蘭鬼”の上」


「まぁ悔しいけど」



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