蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】




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目が覚めたのはその数時間後。


顔を洗い髪を適当に整えて再びリビングへ向かう。



「まだ寝てる…」



もう午後の三時を過ぎている。



別に寝るのは良いいんだけど、仕事があるんじゃないか。



そう思い耳元にそっと顔を近づけ、身体を揺(ゆ)すった。



「陽。もう日暮れる。起きな」


「…ん」



私の声に陽はゆっくり目を開けた。



「…はよ」


「ん。仕事は?」


「あー、ある。……つーか妹、その起こし方どうよ?」



陽はそう言って、ゆっくりと身体を起こした。



「どうって何が」


「耳元に顔近づけんな。くすぐってぇ」


「知るか」



そうでもしないと起きないのは誰だ。



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