蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第二章 巡り合い /軽い男、遠山結雨






「朝比奈、年なんて関係ないんだぞ。これからの高校生活を十分に満喫しろ。…それから本校についてだが……」



宮井組の仕事が終わり、二週間と少し、私はA県の青葉高校へやって来た。



この学校の直ぐ近くにマンションを借りて生活している。



あれから、陽とは会っていない。


仕事が詰まってしまったんだろう。



そして桜の花弁は散り、五月の暖かい風が吹く今日。



私は教室へと続く廊下を歩きながら担任教師に学校の説明を受けていた。



前の学校では問題を起こしてしまって入院、一年遅れてこの学校へ来た。


と、なんとも単純な理由で入ってきた。



何故だか私は高校二年生という形で。


陽が手続きをしてくれたらしいんだが、その理由は今一謎だ。



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