蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第二章 巡り合い /ユウからのお誘い




さっきの奴の事はもう頭の隅に置いていた。



まだ六限の途中なんだが授業なんてものはやっていないだろう。


そんな事を思いながら廊下を進む。



「お前が噂の編入生?」



直ぐに数人の男子生徒に囲まれる。



これで何度目だ?


いい加減にして欲しい。



心の中で毒付いた。



廊下には生徒がちらほらと歩いていたり、座り込んだりと好き放題やっている。


それは、別に良いんだけど。



その中を気にせず歩く私は先程から声を掛けられてはその度に足を止めていた。



さっきから言ってる噂って何?


ふとそう思ったが、コイツ等に聞くのも気が引ける。



私は無視を決め込み再び足を進めた。



「無視かよ。俺達なんか相手にしないってか?」



挑発まがいなバカの笑い声が聞こえる。



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