蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第一章 一人彷徨う /東条の組長





「蓮、着いた」


「ん」



私の実家……


東日本の代表と言っても過言でない程の大規模な組織、極道一家。



私の父、東条樹(とうじょう いつき)は東条組、現組長という組織の中の中心人物に当たる。



そんな父を持つ私も、この世界で動いている者。



「降りんぞ」


「うん」



外はもう日が昇っていた。



車から降りて真っ先に目に入るのは、和を強調させた立派な建物。


東条の本家だ。



「久し振りだよな、蓮がここ来るの」


「まぁ基本マンションに居るし」



そんな話をしながら中に入ると人影がチラホラ見える。



組の皆は起きるのが早い。



時刻を確認する。


まだ五時にもなっていない。



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