蓮華Ⅰ~碧眼少女×暴走族~【完結】

第二章 巡り合い /悲痛の呼び声




無名の族に会ったあの日から一ヶ月。



学校には一週間に二、三日程通っている。


ユウとは普通に話したりしているが、あの族に関してはあまり話はしていない。



残りの時間は情報を集めて繁華街や街の裏路地等に足を運んで回っている。



勿論、変装は絶対。


毎回違う格好で行っている。



“龍舞一心”について出てきた事は、ほんの僅かな事だけだ。



最近は全くと言って良い程動きを見せないらしい。



何があったんだ、と西の不良達は騒いでいる。



そんな中今日は平日だったが、学校へは行かず宵の繁華街に来ていた。



偶には“素”も良いかと思いそのままの姿。



背中まである長い金髪は真っ直ぐ下ろして、碧眼には黒淵の眼鏡。


元々、視力が悪く眼鏡かコンタクトをしている。


ロングパーカーに黒のショートパンツ。



一見かなり浮いてしまいそうな格好だが、ここの治安の悪さを嘗めてはいけない。



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