蓮華 Final【完結】




シロ…彼の詳細は東条には知らされていない。


陽も知らないだろう。


聞くなら、愁哉かヒロか…だけど生憎両者とも暫く帰って来ないと言っていた。



だけどいつか必ず行こう。



「まだ今直ぐにってわけじゃないけど、行こうと思ってる」


「一緒に行くか」



陽の優しい言葉に一時道が逸れそうになった。



だけどこれは私のケジメだ。



「……一人で行く」



強い口調で言い切った私に陽は微かに苦く笑みを浮かべる。



「そうか。なら後で場所書いた紙渡してやる」


「…うん」



そして私は懐かしい味のオムライスを一口頬張った。










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